春じゃが・秋じゃがの芋切りの基本

種いも、切る?切らない?

春じゃが・秋じゃがの“芋切り”の基本

じゃがいもの種いもを買ってきたとき、

「これって、そのまま植えるの?」
「半分に切った方がいいの?」

と迷ったことはありませんか?

実は、種いもの扱い方は、大きさや芽の位置、さらに春作・秋作によっても変わります。

春作では種いもの大きさに合わせて切り分けることがありますが、秋作では腐敗しやすいため、基本的に切らずに丸ごと植えるのがおすすめです。

そして、種いもを切るときに大切なのが、「重さ」だけでなく「芽の位置」も見ること。

今回は、意外と知らない芋切りの目安や正しい切り方、春じゃが・秋じゃがでの違いを分かりやすく見ていきましょう🥔🌱


小さな種いもは、そのままでOK!

種いもは、1片40〜60g程度あれば十分とされています。

そのため、60g以上 → 1片40〜60g程度を目安に切る

と考えると分かりやすいです。

切り分ける場合の目安は、

  • 60〜120g → 2つ切り
  • 120〜190g → 3つ切り
  • 190〜260g → 4つ切り

です。

つまり、種いもを買ったらすぐ包丁を入れるのではなく、まず大きさを確認することが大切なんですね。


実は、じゃがいもの芽には「強い場所」がある!

ここが芋切りの面白いところ。

じゃがいもをよく見ると、芽は全体に同じようについているわけではありません。

芽が多く集まっている側を「頂芽部(ちょうがぶ)」といい、こちら側の芽は発芽する力が強い傾向があります。

反対側の、ストロンと呼ばれる茎につながっていた部分に近い芽は、比較的発芽する力が弱くなります。

そのため、種いもを切るときは単純に、

「真ん中から半分!」

ではなく、芽の位置を見ることが大切です。


種いもはどうやって切る?

ポイントは、

どの切片にも、頂芽部の芽が入るようにすること。

芽が集まっている頂芽部から、反対側の基部に向かって縦に切り分けます。

こうすることで、それぞれの種いもに発芽しやすい芽を残しやすくなります。

大きな種いもを3つ、4つに分ける場合も同じ。

「重さだけで均等に切る」のではなく、「芽をどう残すか」も見ながら切る。

これが芋切りの大切なポイントです。


切った種いもは、すぐ植えないの?

種いもを切ったあとは、切り口からの腐敗に注意が必要です。

2〜3日ほど風通しのよい日陰で切り口を乾かしてから植える方法もありますが、愛栽かぞくでは「シリカ」をまぶしてから植え付ける方法がおすすめ!

昔は切り口の処理に草木灰を使う方法が一般的でしたが、近年ではシリカも広く使われるようになっています。

シリカはミネラルを豊富に含み、切り口の腐敗防止にも効果的です。

切った種いもはそのまま植えず、切り口をしっかり処理してから植え付けましょう🥔🌱


秋じゃがは「切らずに植える」のがおすすめ

春じゃがと秋じゃがでは、種いもの扱い方にも少し違いがあります。

春作では大きな種いもを切り分けることがありますが、秋作は植え付け時期の気温が高く、種いもを切ると切り口から腐敗しやすくなるため、基本的には切らずに丸ごと植えるのがおすすめです。

種いもの大きさにかかわらず、秋じゃがでは「できるだけ切らずに植える」ことを意識しておきましょう。


芋切りで覚えておきたい5つのポイント

・種いもの大きさを見て、切るかどうかを判断する
・切る場合は、1片の大きさを意識する
・頂芽部の芽が残るように切る
・切り口はシリカなどで処理し、腐敗を防ぐ
・秋作は腐敗しやすいため、できるだけ丸ごと植える

この5つを覚えておけば、芋切りの基本はバッチリです🥔✨

種いもを植える前に、大きさと芽の位置をよく確認して、その種いもに合った植え方を選んでみてくださいね🌱

 

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